どうも、神山ケイです。
最近読んだ、「思考の整理学」という本が良書だったので
レビューをしていきたいと思います。
発売から40年近く経っている本なのですが、
今だに人気は衰えるところを知らない名著で、
東京大学、京都大学でもベストセラーになったほどの本です。
内容は、人間の思考を整理するためのエッセンスが書かれた本で、
いかにしてアイデアを出せるのか?といった
考え方のヒントが数多く書かれています。
書いてあることが難しく感じる人もいるかもしれませんが、
それは「思考」という抽象度の高い内容にそって
本書が書かれているからだと思います。
実際に、ボリュームも200ページほどと読みやすく、
すぐに実践できるような内容も盛り込まれているので
その中から重要な考え方やすぐに実践できる方法を厳選して紹介します。
グライダー人間になるな!
本書では、勉強することの本質を
グライダー人間と飛行機人間という2通りの表現をしています。
どちらも青い大空を飛んでいる姿はとても優雅なものがありますが、
飛行機は自分の力で飛ぶ一方で
グライダーは自力では飛ぶことが出来ません。
これを学びの本質に置き換えて
受動的にしか学べない人をグライダー人間、
積極的に学ぶ事ができる人を飛行機人間といっています。
そして学校教育は、グライダー人間を生産するための場所になっており
学びに積極的になれない人が多くいると
本書では書かれています。
これを聞いてドキッとしたのは、僕だけでしょうか?
何を隠そう、実は僕もグライダー人間でした。
今までは先生がやれ!と言ったところだけやっていれば良かったし、
それ以外に自分で勉強したことはありませんでした。
指導者と教科書があって始めてできたし、
誰かに言われないと動けないグライダー人間でした。
しかし、社会に出れば言われたことをするだけの人に
そこまでの価値はありません。
それよりも自ら考えて創造していく「思考ができる飛行機人間」が
どこにいっても求められます。
ここからは個人的意見ですが、
自分で思考ができる人には共通している点があると思っていて
それが「知的好奇心の高さ」です。
やっぱり頭の良い人や物知りな人って
自分が知りたい!と思ったことには本当に素直だし、
それをかなり大切にしていると思うんです。
今の時代は良くも悪くも情報が溢れてしまって、
薄っぺらい情報の割合がドンドン増えているし、
知りたいと思う知的欲求もだんだん低下していきます。
情報化社会になっていくからこそ知的好奇心が大事だし
自分で学べる飛行機人間=知的好奇心が高い人
なんだと思います。
では、僕らが飛行機人間になるためにどうしたら良いのか?
というと、それは自分の興味のある分野の本を読んでみることかなーと。
本に書かれている情報は著者や出版社の人の経験や知識が
ふんだんに詰め込まれているものです。
だから、質が高いし、自分を磨くという意味でもピッタリです。
僕も本を読み始めてから、
知識が付き、思考がより深くなり、自分の言葉に重みが増し、
周りの人もより興味をもって自分の話を聞いてくれるようになりました。
あと、自分ではできない経験を本を通してできるのも大きなメリットです。
知的好奇心を高めて、自分を磨きつつ
飛行機人間になるために
ぜひ継続的に本を読む習慣を付けて欲しいと思います。
朝飯前を有効活用する
僕がかなり共感したのが、朝の時間の活用の仕方です。
誰しも一度は、朝の時間の有意義さについては聞いたことがあるかと、
僕も夜に文章を書いたり、夜に考え事をした時には
次の日の朝に見直したり再考したりするようにしていて
何となく朝の時間は大事だなーくらいの認識でした。
しかし、筆者ははるかにその上を行く朝時間の使い方をしています。
まずは朝食を抜いて、昼食兼昼食をとるようにして
朝飯前の時間をできるだけ長くする。
そして昼になると布団を敷いてぐっすり寝て
起きると活動を始めて、夜に昼食兼夕食をとる。
要は、寝て疲れを取ったあとに、お腹に食べ物が入っていない時間を作り
意図的に思考できる時間を増やしているのです。
サラリーマンとは会社で働く方なんかは実践できない
と思いますが、朝飯前の時間を増やすために
朝食を抜くことは出来るかも知れません。
僕も朝食はヨーグルトやコーヒーくらいで、
昼食も食べ過ぎないようにして
出来るだけ高いパフォーマンスが出せるようにしています。
さらに、仕事のために昼食は食べ過ぎずに
夜に好きなものを食べる習慣があるビジネスマンも最近増えているらしいです。
食べ過ぎると眠くなってしまって、
効率が落ちたり、やりたいことが出来なくなってしまうので
朝飯前の時間を活用するためにも
朝食や昼食は食べ過ぎないないようにした方が良いかもしれませんね。
アイデアを生み出すために
あと、スゴく納得したのが
「とりあえず書いてみる」という項目で、
要は、自分の思考を言葉にしてみることです。
僕ら人間は日常的にアイデアや考えが閃いているけど、
それを言語化する機会が少ないと言われています。
だから、自分の悩んでいることや解決したいことについて
あれこれ頭で考えるよりも
誰かに話したり、紙に書き出すことが大事だと本書では語られています。
僕も前は頭で色々悩んだり考えがちで、
思考が堂々巡りしていたのですが
紙に書き出すことを習慣にして、より思考がクリアになりました。
特に、読書中にはメモかノートを用意して
読んでいる最中にフッと閃いたことをすぐに書けるようするのはオススメです。
あと、頭が良い人とか仕事が出来る人の多くは
自分の考えを言葉に出来る能力がものすごく高いと思います。
頭が整理されていて思考が洗練されてるから
ストレートに伝わるような表現ができる人が多いように感じました。
まとめ
今回は思考の整理学という本のレビューをしていきました。
・グライダー人間よりも飛行機人間
・知的好奇心を高めるには読書が効果的
・朝飯前の時間を有効活用する
・とりあえず書いてみる習慣をつける
という内容でした。
時代を超えて愛される名著だと思うので
ぜひ買って読んでみてください。
速読で知識を操りながら人生を拡大しませんか?
僕は、「速読を通じて魅力を高め、人生を拡大する」
という理念を掲げて、それを体現する様子を綴っています。
もともと僕は小さい頃から本をほとんど読んだことがなく、知識も教養もほぼゼロ。
情報源はまとめサイトやテレビで流れている情報だけで
周りには「教養がない」「常識がない」というレッテルを貼られ続けていました。
「なんとかしないといけない・・・」
その一心で学び始めたのが、速読でした。
速読を学んだことで読書をするようになり、
こんな僕でも、たくさんの本を読むことを通して、
多くの価値観に触れることができたし、
今では、その経験を活かして情報発信をしています。
単に速く読むだけの速読には意味はなく、
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僕が目指すのは、単に本が速く読めるようになっただけの速読で
薄い読書をするような人間ではなく、
本から最大限の学びを吸収しながら、知識を操り、自分の魅力を高めて、
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知的好奇心のままに本を読み、
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