どうも、神山ケイです。
今回は、嫌われる勇気のレビューについて書いていきたいと思います。
嫌われる勇気とは?
嫌われる勇気とは?
この本自体は2013年に発売されたようですが、
2015年にビジネス書部門でベストセラー1位を記録しています。
今でもAmazonにたくさんのレビューが書かれている、ロングヒットの1冊になっています。
この本では、アドラーという心理学者が提唱した「アドラー心理学」を
“人生に絶望した青年”と“アドラー心理学に精通した哲人”のやりとりによる、対話形式で綴っています。
この青年が中々にひねくれていまして、哲人の言うことを論破してやろうと必死になっています。
展開としては、その青年の主張をアドラー心理学の視点で哲人がかわしていきます。
「アドラー心理学なんてクソだ。ペテンだ!」みたいな暴言を吐きまくる青年が、
最後には、アドラー心理学を受け入れて、前向きになって行く姿が印象的でした。
また、芝居チックな言い回しで書かれているので、
とても読みやすい1冊であり、僕は結構好きな本でした。
嫌われる勇気の読み方
この本はアドラー心理学の考え方、思考を学ぶための本だと考えて欲しいです。
だからこの本を読んですぐに行動できるとか、すぐに結果が出るといった内容ではないです。
読み方としては、まずアドラー心理学の抽象的な概念をまずは押さえることだと思います。
例えば、アドラー心理学では、「目的論」を提唱しています。
この目的論とは、
なんらかの過去が原因となって、結果として今がある
という考え方です。
本書の中では、青年の友人のAさんが出てきます。
Aさんは何年も家に閉じこもっていて、自分を変えたいと思っていますが、
いざ家を出ようとすると急に不安な気持ちになり、家を出ることができません。
そこで、青年は過去にトラウマがあって、それが原因となって今の現状を産んでいると考えました。
ほとんどの人がそう思うだろうし、僕も思っていました。
しかし、アドラー心理学的にはこの考え方を否定しています。
ご友人は「不安だから、外に出られない」のではありません。順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」と考えるのです。
(略)
つまり、ご友人は「外に出ない」という目的が先にあって、その目的を達成する手段として不安や恐怖といった感情をこしらえているのです。
僕の中ではかなり衝撃的な考え方なんですが、
すべては自分が過去のトラウマに対して、「どのような意味づけをするか?」という思考です。
あとは、アドラー心理学では「課題の分離」を主張しています。
たとえば、あなたの子供がなかなか勉強しなかったとします。あなたならどうしますか??
子供に勉強させるために塾通わせたり、家庭教師付けたり、学校の先生に相談したり・・
色々試してみると思うんです。
これをアドラー心理学では、
勉強するかしないかは子供の問題で自分が干渉してはいけない領域だと考えます。
ちょっと冷たい感じもしますが、これが課題の分離です。
この課題はだれの課題なのか?を考えます。
それがもし他者の課題ならば、踏み込まないようにします。
他の人と自分を良い意味で切り離して、あなたは自分の課題に集中していくんです。
目的論とか課題の分離とかを簡単にまとめましたが、こういった概念をまなぶための本です。
つまり、ビジネス書を読む感覚で心理学の知識が入ってくるというなんともお得な本なんです。笑
さらに、この本が売れているのは『すべての悩みは人間関係にある』とキッパリ言い切っている点にも
最近では、極論をいうような本が少なくなってきている中で
しっかりと学術的な根拠をもって、この主張をしているのが多くの人を引きつける要因に感じます。
人間関係はシンプルになる
この本の内容を実践しましたが、人間関係がかなりシンプルになり煩わしさもなくなりました。
家族、友人、先輩、後輩、恋人・・・
だれであっても関係無くこの本のノウハウは使うことができます。
僕としては、課題の分離で色々考え過ぎることがすくなくなり、
自分の今やるべきことに集中できるようになりましたね。
実際に買ってみて、何度も読み返してみる価値が十分にある1冊でした。
(画像出典:https://lohaco.jp/product/L01194581/)
速読で知識を操りながら人生を拡大しませんか?
僕は、「速読を通じて魅力を高め、人生を拡大する」
という理念を掲げて、それを体現する様子を綴っています。
もともと僕は小さい頃から本をほとんど読んだことがなく、知識も教養もほぼゼロ。
情報源はまとめサイトやテレビで流れている情報だけで
周りには「教養がない」「常識がない」というレッテルを貼られ続けていました。
「なんとかしないといけない・・・」
その一心で学び始めたのが、速読でした。
速読を学んだことで読書をするようになり、
こんな僕でも、たくさんの本を読むことを通して、
多くの価値観に触れることができたし、
今では、その経験を活かして情報発信をしています。
単に速く読むだけの速読には意味はなく、
読書の効果を最大化しつつ人生に活かすことに意味があり
それが、僕が速読をしている理由です。
僕が目指すのは、単に本が速く読めるようになっただけの速読で
薄い読書をするような人間ではなく、
本から最大限の学びを吸収しながら、知識を操り、自分の魅力を高めて、
圧倒的スピードで成長していける人間です。
だから、本を速く読めるようになることはあくまでも通過点に過ぎません。
知的好奇心のままに本を読み、
それぞれが夢や目標を叶えて人生を拡大していける世界を
一緒に目指していきたいと思います。
僕がどのように速読に取り組み、
どうやってゼロからスキルを磨くことができたのか、
ほぼほぼ訓練なしで、あっという間に速読を習得できた秘密などを
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